ここでは、ゲームの流れをおおまかに紹介していく。
まずゲーム開始以前に行うマップの設定を行う。 マップの大きさや大陸の形状、「蛮族」の出現頻度、「資源」に影響を与える降雨量や気温、侵食具合といったことを選ぶ。
大きな大陸一つでプレイするのと小島に分かれたマップでプレイするのでは、おのずとプレイスタイルや攻略方法も変わってくる。 また、同じ設定を選択しても毎回新しい形状の大陸になり、さらに設定も大陸のかたちも同じものであっても、スタート位置が変われば、また違った進め方になってくる。
プレイヤーが好みのマップを作ったら、次は文明を選択することになる。
プレイヤーがチョイスできるのは、
ローマ、ギリシャ、ドイツ、中国、日本、インド、アステカ、イロコイ、エジプト、バビロン、ロシア、アメリカ、フランス、ペルシャ、ズールー、イギリスの基本文明と、
アラブ、カルタゴ、ケルト、朝鮮、モンゴル、オスマントルコ、ヴァイキング、スペイン、シュメール、ヒッタイト、オランダ、ポルトガル、ビザンチン、インカ、マヤの追加15文明を合わせた計31文明である。
敵対するのは、マップの大きさによって3文明から15文明となっている。またゲームの難度は8段階に分かれており、文明の進歩が有利に進む「酋長」レベルから、開発チームのメンバーでも生き残ることさえ困難といわれている「シド」レベルまでが選べる。
上記の31文明は、地域によって5種の「文明圏」に区分されており、例えば日本でプレイした場合は中国やインドが必ず近隣諸国として登場するようになっている。
それぞれの文明が2つずつの「文明特性」を備えており、それらは、「商業志向」、「拡張志向」、「勤労志向」、「軍事志向」、「宗教志向」、「科学志向」、「農業志向」、「海洋志向」の8特性で、特定の施設の建設コストが安くなるなどの異なったボーナスが与えられている。
この特性差は設定画面で機能をオフにすることもできるが、文明の特色を鮮明にするのには非常に有効な手段だろう。
ゲーム開始直後にプレイヤーに与えられているのは、「開拓者」ユニットと「労働者」ユニットの二つだけで、「開拓者」を使ってまず首都を築き、「労働者」で周囲の開墾を始める。
最初の「担当相」からのメッセージは「どの技術を学びたいか」というもので、発見までにかかるターン数とともに、いくつかのオプションが表示される。
そのあたりでは毎ターンが50年の間隔でサクサクと進んでいき、数ターン後には最初の戦闘ユニットである「戦士」を生産していることだろう。
内政面では、さらに戦闘ユニットを作ったり、寺院や防壁のような施設に加えて「世界の七不思議」を建設しながらも、余った戦闘ユニットでマップの視界領域を拡大させていく。 最初は真っ暗で何も見えない未開拓部分も、ユニットを移動させることで徐々に明らかになっていき、その先の大陸の状況を掴めるようになるのだ。
周囲には「蛮族」が点在しており、ほどなく最初の戦闘も経験することになるだろう。さらに先に進めば近隣諸国の国境が見えるので、外交モードに入って「技術」を交換し合ったり、いきなり戦争に突入してもいいだろう。
このころには複数の都市を建設しており、領土の拡張や保全を含めて、このゲームの大まかな流れは掴めているはずだ。